世界農業遺産は一手間かけて
午後の雨は茶草場に残した種の多い草を燃すのにちょうど良いタイミングで降り始めました。
天気が良くて乾燥した日では怖くてできないのですが雨の降り始め、風の無いのを見計らっての草焼きは安心して作業ができます。
今、茶草場は世界農業遺産に認定をしようと大井川周辺4市で動き始めていますが、近年草を刈って茶畑に入れる農家は減ってきているのが現状で、この倉沢地区でも私の所を含めてほんの数件だけとなりました。
草を入れた茶畑は夏の干ばつに強く土が肥えて茶の香りや味に深みが出てくるのですが手間の掛かる作業は敬遠されています。
今日の作業も今年の秋冬に刈り取る草を育てるためには欠かせませんが雨の中の作業は大変です。それでも一手間かけるからできるお茶作りは楽しいもんです。
帰りにお節句の餅に使うヨモギを採ってきましたが、ヨモギの周りにトウカイタンポポがイッパイ!!まだまだ棚田周辺には在来種のタンポポが多く西洋タンポポは侵入していないようで安心しました。