春の七草と七草粥
今日、正月七日は五節句の一つ
「人日(じんじつ)の節句」と言い
邪気を祓い無病息災を願って七草粥を食べる習慣が
平安時代からあるそうです。
春の七草といえば
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ
この中でスズナとスズシロは蕪と大根ですから畑で採れますが
他の5種類は田んぼの土手や畦にある植物なのです。
今年も七草を「せんがまち」の棚田で採ってきました。
七草粥は正月の疲れた胃にとっても優しく感じられますね~(^_^)
春の七草、そして秋の七草が「せんがまち」の棚田と
周辺の茶草場でみることができます。
恵まれた環境の中で貴重な植物が育まれている事は素晴しいのですが
この環境を作っているのは紛れもなく私達人間なのです。
棚田の保全活動、世界農業遺産に認定された「静岡の茶草場農法」
どちらが欠けても春の七草と秋の七草を見る事はできません。
これからもずっと守っていきたい自然がここにはあります!!