田打ち講(たぶちこう)
夜明け前の棚田で田打ち講が行われました。
田打ち講は昨年の秋に収穫が終わり山に帰られた田んぼの神様を迎え今年の豊作を祈る大切な行事の一つです。
毎年1月11日の夜明け前、田んぼに小山を3個作り、その山にススキに松、榊、センリョウ、御幣を添えて餅を供え御洗米を蒔いて今年の豊作を祈ります。
寒風の中で「ナムイザナギのみこと、イザナミのみこと」代表の山本理事長の祝詞と共に
凛とした空気が辺りに漂う厳かな儀式となりました。
昔は年中行事の一つとして当たり前に行われた田打ち講ですが今では忘れられた行事の一つとなりました。
せんがまちの棚田では毎年山本理事長と二人だけで続けていましたが近年写真を撮る方が増えてきて少し賑やかになりつつあります。
「田打ち講」ずっと続けていきたいものです。