紅茶のハンドローディング

IMG_4216Z1手摘み

紅茶作り

9月もまだ暑い時期に紅茶のハンドローディング(手もみ)をした時の様子です。
機械を使っての紅茶作りより手の感触がリアルで楽しいお茶作りとなります。

販売用は機械摘みで大量に作りますがハンドローディングでは茶葉を手で揉んでいくので一度にできるのはほんの少しです。

今回摘んだ茶葉はいつも紅茶に使う「幻のZ1」
約3キロを手摘みし風通しの良い所で茶葉を一晩萎凋させます。IMG_4218萎凋
約30%程度水分が無くなり茶葉がしわしわとなったらハンドローディングの始まりです。
緑茶の手もみで行う重回転の要領で力を込めてお茶を回転させながら茶葉の中の水分を出していきます。
これが結構大変ですがお茶を揉んでは解し、少しづつ水分が減っていく様子を手の感触で確かめながら、もうこれ以上は無理と思った頃に発酵に入ります。暑い時期なら自然発酵するので色の変化と香りの変化を見守ります。今回は室温が30度もあったので1時間超でフルーティーな香りがしてきました。IMG_4229ハンドローディング
IMG_4237IMG_4239IMG_4252IMG_4261紅茶完成

発酵すると紅茶の良い香りがしてきます。
最後は乾燥機に入れるほど量が無いのでホットプレートで乾燥させ秋の紅茶オータムフラッシュの出来上がりです。
時間は掛かりますが紅茶作りは深蒸し茶作りと同じように奥深さがあり毎回発酵の具合が気温や湿度で変わってくるので楽しいものです。

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