茶草場農法が世界農業遺産に認定!!
昨日、棚田周辺の茶草場が掛川市、牧之原市、島田市、川根本町と共に国連食糧農業機関(FAO)の国際会議で世界農業遺産に認定されました。
棚田周辺のススキやヨシを刈り取り茶園に敷く茶草場農法は良質な茶の生産と共に生態系の維持に欠かすことができません。
フジタイゲキやササユリ、ユウスゲ、などの貴重な植物に加え絶滅危惧種ニホンアカガエルの生息地として棚田周辺の茶草場は大切な場所となっているのです。
私達は美味しいお茶作りのために草を刈り茶園に敷いてきましたが、この作業が生態系を守り多くの生き物たちを育んできたとは思いもしませんでした。
棚田の保全活動をしていく中で多くの方から貴重な自然を守っていることを教えて頂き守っていく必要性を感じ始めたのは10年ほど前の話ですが茶草場農法はずっと昔から続けてきた農法でした。
世界農業遺産に認定され注目されてきましたが
私は今までやってきた事をこれからも続けていく事だけが大切だと考えています。
美味しいお茶作りと棚田を守る事、これからも全力投球していきます。